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2023.03.02 10:20

75歳以上運転の死亡事故が増加 2年連続、団塊世代の影響か

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 75歳以上死亡事故件数の推移

 2022年に全国で起きた75歳以上のドライバーによる車やバイクの交通死亡事故は、前年に比べ33件増の379件で、2年連続の増加となったことが2日、警察庁の統計で分かった。1947~49年生まれの「団塊世代」が75歳以上となり始めた影響とみられ、増加傾向が続く恐れもある。


 379件は、運転者が最も過失の重い「第1当事者」になったケース。このケースの全事故件数の16・7%を占め、統計が残る86年以降で最高の割合となった。都道府県別の最多は千葉で20件。埼玉の16件、茨城、静岡の15件と続いた。


 免許保有者10万人当たりの75歳以上による死亡事故は前年と同じ5・7件で、75歳未満の2・3倍だった。


 379件のうち車の事故で要因を分析すると、ブレーキとアクセルの踏み間違いなど操作ミスが30・1%と多い。事故の類型別では、電柱や標識などへの衝突が24・4%と最も多く、人が横断中が15・8%、道路外にはみ出すケースが15・2%と続いた。


 22年の事故総数は30万839件だった。

(c)KYODONEWS

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