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2023.03.02 10:17

虐待通告児童、11万5千人超 過去最多、ストーカー禁止命令も

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 児童虐待の疑いで児童相談所に通告された子どもの数

 2022年に警察が虐待の疑いで児童相談所に通告した18歳未満の子どもは、前年に比べ7703人増の11万5762人、虐待事件の摘発は7件増の2181件で、ともに過去最多を更新したことが2日、警察庁の統計(確定値)で分かった。DVの相談や、ストーカー規制法に基づき行為をやめさせる禁止命令も最多だった。


 通告した虐待の状況を見ると「心理的虐待」が約7割と最も多く、その半数が子どもの前で配偶者や家族に暴力を振るう「面前DV」だった。摘発は「身体的虐待」が約8割を占めた。


 虐待事件の被害児童は2214人。死亡したのは37人で、うち24人が無理心中や出産直後の事件で亡くなった。

(c)KYODONEWS

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