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2023.03.01 08:48

こども県展開幕、元気な2522点 高知県立美術館で3/5まで

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子どもたちの感性豊かな作品が並んだ「第73回こども県展」(高知市高須の県立美術館=山下正晃撮影)

子どもたちの感性豊かな作品が並んだ「第73回こども県展」(高知市高須の県立美術館=山下正晃撮影)


 高知県内の小中学生の力作を集めた「第73回こども県展」(高知新聞社、RKC高知放送、県教育文化祭運営協議会主催)が28日、高知市高須の県立美術館で開幕した。図画、毛筆、硬筆、条幅の4部門で推薦、特選となった作品計2522点を展示している。3月5日まで。

 今回の応募総数は4部門で計6万4871点。図画の部の会場には、細かく描き込まれた作品や画用紙いっぱいに元気よく、いきいきと描かれた作品がずらり。その他の部門でも子供たちの努力が伝わってくる秀作が並んだ。

 この日、会場に一番乗りしたのは、高知市の高知小学校3年生の26人。児童はタブレットで自分の気になった作品の写真を撮りながら、鑑賞していた。図画で特選だった同小3年の竹村奏凜(かりん)さん(9)は「楽しそうな絵ばかりだった。写真を撮った作品を参考にして、もっと練習してうまくなりたい」と話した。

 家族の作品を見に来たという人も次々と訪れ、いの町の女性(48)は「高校受験で来ることができない子供の代わりに、私が目に焼き付けておこうと思います」と作品に見入っていた。

 入場無料。午前9時から午後5時まで。5日に表彰式を行う。(青木一英)

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