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2023.02.28 11:05

金融緩和の副作用に配慮 日銀副総裁候補2人が所信表明

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 参院議運委で所信聴取に臨む日銀副総裁候補の氷見野良三氏=28日午前

 政府が日銀副総裁候補として国会に提示した前金融庁長官の氷見野良三氏(62)と日銀理事の内田真一氏(60)は28日、参院議院運営委員会の所信聴取に臨んだ。氷見野氏は「金融緩和で経済を支え続ける必要がある。副作用などについても注意深く見ていく」と表明した。内田氏は副作用に配慮しつつ「工夫を凝らして効果的に緩和を継続していく」と述べた。


 氷見野氏は、賃金増を伴う形で2%の物価上昇目標を実現することが重要との見解を示した。内田氏は「金融機関の収益や市場機能などの面で悪影響が生じている」と指摘する一方、今のところ金融緩和の効果が副作用を上回っていると強調した。

(c)KYODONEWS

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