ベラルーシでロシア軍機損傷か　反体制派関与の指摘、基地で爆発

2023.02.27 20:35

ベラルーシでロシア軍機損傷か　反体制派関与の指摘、基地で爆発

高知新聞社

　ベラルーシで損傷が伝えられたのと同型のロシアのＡ５０空中警戒管制機＝２０１８年４月、ロシア軍が駐留するシリア北西部ヘメイミーム空軍基地（タス＝共同）

　【キーウ共同】ベラルーシの独立系メディアは２６日、首都ミンスク郊外のマチュリシチ空軍基地で同日、爆発があり、駐留するロシア軍のＡ５０空中警戒管制機が損傷したと報じた。ロシアはベラルーシをウクライナ侵攻の拠点とし、同基地にもロシア軍の軍用機が展開。爆発は、ベラルーシ国内の反体制派による無人機（ドローン）を使った破壊工作の可能性が指摘されている。

　英国防省は２６日、画像分析から、ウクライナ東部ドネツク州ウグレダル方面で、ロシア軍の精鋭部隊、海軍歩兵旅団のものとみられる多くの車両が破壊されたと指摘。前線での同旅団の人的損失は甚大で、戦闘能力が劇的に低下しているとした。

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