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2023.02.27 18:58

空自セクハラ対応、不適切と提訴 女性自衛官が国に賠償求める

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 航空自衛隊那覇基地でのセクハラ被害を巡り、記者会見する女性自衛官の代理人弁護士=27日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ

 航空自衛隊那覇基地でのセクハラ被害を訴えたのに、空自が適切な対応をせず、不利益な取り扱いを受けたとして、女性自衛官が27日、国に約1168万円の損害賠償を求める訴訟を、東京地裁に起こした。女性は弁護団を通じ「セクハラにきちんと行動する組織になってほしい」とコメントした。


 原告側によると、女性は2010年以降、先輩の男性隊員に、交際相手との性行為をやゆされるなどした。組織内のセクハラ相談員や法務部門などはほとんど対応せず、むしろ隠蔽を図ったと主張。被害を訴えた後も男性隊員は同じ基地のままの期間が続いた。女性の昇任遅れもあり、空自側は安全配慮義務に違反したとしている。

(c)KYODONEWS

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