2023.02.27 17:54
ローソン、生産者のアバター接客 リモートで対応、出店者募集
「グリーンローソン」で、三重県明和町の職員がリモートで接客に利用する店内モニター(奥)に映ったアバター。手前は展示された明和町の伝統工芸品=27日午後、東京都豊島区
ローソンは27日、地方の生産者などがローソンの店内モニターに映る分身(アバター)を使ってリモートで接客して商品をPRする実証実験を始めた。販路拡大やブランドの認知度向上につなげる。ローソンとしてはアバターを使った広告事業の可能性を検証する狙いがある。東京都豊島区の「グリーンローソン」で8月ごろまで実施。3月末まで出店団体を募る。
店内には展示品もあり、来店客は直接触って商品を確認できる。代金の支払いは生産者らが指定した電子商取引サイトで行い、配送で商品を受け取る。
第1弾として、三重県明和町が3月12日まで出店。地元の伝統工芸品の名刺入れやブレスレットなどを展示している。