2023.02.27 11:52
東証、午前終値2万7405円 ハイテク下落も割安株買い
週明け27日午前の東京株式市場の日経平均株価は、前週末24日終値の近辺で一進一退の展開となった。前週末の米国市場でハイテク関連銘柄が下落した流れから、半導体などハイテク関連株の売り注文が目立った。一方で鉄鋼や銀行などの割安株には買いが入り、相場を下支えした。午前終値は前週末終値比48円11銭安の2万7405円37銭。東証株価指数は1・76ポイント高の1990・16。
24日、ハイテク株主体の米ナスダック総合指数は反落した。27日の東京市場でも半導体関連銘柄が売られ、朝方には平均株価の下げ幅が一時150円を超えた。その後は割安株への買いが強まり、上昇に転じる場面もあった。