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2023.02.24 19:02

ウクライナ、全領土の奪還誓う 世界で犠牲者追悼、侵攻1年

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 ロシアによるウクライナ侵攻1年を前に、ウクライナ国旗の色にライトアップされたパリのエッフェル塔=23日(AP=共同)

 【キーウ共同】ウクライナは24日、ロシアによる侵攻開始から1年を迎えた。ゼレンスキー大統領は「悪はまだ存在している。私たちは必ず勝つ」と述べ、ロシアに占領された全領土の奪還を誓った。ウクライナのほか、日本を含む世界各国で、戦争犠牲者への追悼行事や反戦デモが行われ、連帯を表明。国連総会はロシア軍の即時撤退を求める決議案を採択した。米国は同日、新たな対ロ制裁や軍事支援を発表、先進7カ国(G7)はロシアへの圧力をさらに強める。


 岸田文雄首相は24日の記者会見で、G7として第三国による対ロ軍事支援の停止を求める考えを表明。ロシアへの武器提供疑惑が指摘される中国などをけん制した形だ。


 ゼレンスキー氏は24日のビデオ声明などで「数百万人が降伏ではなく、立ち向かうことを選んだ」と国民が結束して抵抗したことに謝意を表明。侵攻初日を「最も長く、困難な日だった」と振り返り、最初の3日間を持ちこたえたことで、世界のウクライナに対する認識が変わり転換点になったと強調した。

(c)KYODONEWS

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