2024年 05月09日(木)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2023.02.24 17:46

侵攻開始はラブロフ外相も想定外 英紙がロシア政権の内幕報道

SHARE

 ロシアのプーチン大統領の親友とされる実業家コワルチュク氏=2003年8月(タス=共同)

 【キーウ共同】英紙フィナンシャル・タイムズは23日、ウクライナ侵攻開始時のロシア政権内部の内幕をプーチン大統領の周辺者らの証言を基に報じた。侵攻を事前に把握していたのはごく数人で、ラブロフ外相も想定外だったとし、プーチン氏の当初計画ではウクライナの首都キーウ(キエフ)を数日以内に無血の短期決戦で掌握する予定だったという。


 プーチン氏の「親友」6人や軍事作戦の関係者、欧米やウクライナの高官らの話として報じた。


 プーチン氏は昨年2月24日早朝にテレビ演説で軍事作戦決断を表明。ラブロフ氏はその数時間前の午前1時ごろ、侵攻決定についての「想定外」の電話を受けた。ごく数人を除き政権関係者は演説で侵攻開始を知った。


 侵攻開始直後にクレムリン(大統領府)に集められた新興財閥オリガルヒの面々は落胆。一人がなぜ侵攻が数人で決められたのかを問うと、ラブロフ氏は「彼(プーチン氏)には3人の相談役がいる。イワン雷帝、ピョートル大帝、エカテリーナ2世だ」と16~18世紀の皇帝を列挙した。

(c)KYODONEWS

国内・国際 N主要 N国際

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月