2023.02.24 16:29
大阪府、最低警戒水準に引き下げ 新型コロナ、病床使用率低下で
1月、JR大阪駅前の交差点を歩くマスク姿の人たち
大阪府は24日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、感染状況を判断する独自基準「大阪モデル」の警戒水準を、3段階の最低レベル「警戒解除(緑信号)」に引き下げた。病床使用率が23日に7日連続で20%未満となり、要件を満たしていた。
府民には引き続き、ワクチン接種や換気の励行を呼びかける。一方、マスク着用は、国の方針に従い、3月13日以降は個人の判断に任せる。
吉村洋文知事は、府庁で記者団の取材に「重症化リスクの高い人への感染を防ぐため、高齢者施設や医療機関を訪問する人は、マスクを着用してほしい」と話した。