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2023.02.24 07:53

北朝鮮、巡航ミサイル4発発射 2000キロ飛行、米国に警告

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 23日未明、北朝鮮の朝鮮人民軍が行った戦略巡航ミサイル「ファサル2」の発射訓練(朝鮮中央通信=共同)

 【瀋陽、ソウル共同】北朝鮮メディアは24日、朝鮮人民軍が23日未明に戦略巡航ミサイル「ファサル(矢)2」を4発、北東部、咸鏡北道金策市付近から日本海へ向けて発射する訓練を行い、成功したと報じた。4発は約2千キロを飛ぶ形で設定された楕円形や8の字の軌道に沿って2時間50分8秒~2時間50分24秒間飛行し、いずれも標的に命中したとしている。


 一方、北朝鮮外務省のクォン・ジョングン米国担当局長は24日、談話を出し、米国が米韓合同軍事演習などで挑発行為を続けるなら「宣戦布告と見なしうる」と警告した。談話は国連安全保障理事会が18日の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射への対応を協議する緊急会合を20日に開いたことにも「強く抗議、糾弾する」と表明した。


 巡航ミサイルの2千キロの飛行が事実なら日本列島全域が射程に入る。松野博一官房長官は24日の記者会見で、日本領域への飛来は確認されていないとした。北朝鮮メディアは、戦略巡航ミサイル部隊は「核抑止力の重要な構成部分の一つ」だとして同ミサイルに核搭載能力があることを強調した。

(c)KYODONEWS

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