2023.02.22 22:09
スケート連盟もCAS提訴 ワリエワ過失なしに不服
カミラ・ワリエワ
【ジュネーブ共同】国際スケート連盟(ISU)は22日、昨年2月の北京冬季五輪でドーピング問題が発覚したフィギュア女子のカミラ・ワリエワ(ロシア)を巡り、調査したロシア反ドーピング機関(RUSADA)がワリエワに過失はないと判断したことを不服とし、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴すると発表した。
21日には世界反ドーピング機関(WADA)が同様の理由でCASに提訴し、禁止薬物に陽性反応を示した2021年12月のロシア選手権を起点とした4年間の資格停止処分を求めている。ISUは「全ての若い選手はドーピングから守られるべきだが、それは制裁の免除で実現されるわけではない」と訴えた。