2023.02.22 16:41
空飛ぶクルマ、岡山でも有人飛行 25年以降実用化へ、地元で成功
一般社団法人「MASC」が実施した「空飛ぶクルマ」の有人試験飛行=22日午前、岡山県笠岡市
国内で初めて「空飛ぶクルマ」の屋外有人飛行を大分市で成功させた一般社団法人「MASC」(岡山県倉敷市)が22日、地元岡山県でも試験飛行を公開し、成功させた。MASCは、瀬戸内海の島々を結ぶ新しいモビリティー(乗り物)として観光や物流分野での2025年以降の実用化を目指している。
試験飛行は笠岡市で実施。人を乗せた時の騒音や振動、乗り心地などを検証した。午前11時15分ごろ、MASCの理事長と会員の計2人を乗せて垂直に離陸すると、約30メートルの高さまで上昇。約4分半の間、周辺1キロほどを自動飛行した。