2023.02.22 15:53
東証は大幅続落、終値368円安 1カ月ぶり安値、景気懸念
東京証券取引所
22日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅続落し、前日比368円78銭安の2万7104円32銭と約1カ月ぶりの安値で取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの観測から景気の先行きへの懸念が強まり、リスク回避の売りが広がった。
東証株価指数(TOPIX)は22・21ポイント安の1975・25。出来高は約12億株だった。
平均株価の下げ幅は午前に一時400円を超えた。米中対立激化への懸念からアジア株が軟調に推移したことも投資家心理の重しとなった。業種別では小売りや半導体製造に関連する銘柄の下げが目立った。