2023.02.22 06:27
NY株大幅反落697ドル安 金融引き締め長期化を警戒
ニューヨーク・ウォール街にある標識(ロイター=共同)
【ニューヨーク共同】連休明け21日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は大幅反落し、前週末比697・10ドル安の3万3129・59ドルで取引を終えた。インフレ抑制のために米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの警戒感から売り注文が膨らんだ。ほぼ全面安となり、下げ幅は一時710ドルを超えた。
最近の堅調な米経済指標を背景にFRBが高水準の政策金利を長期間維持するとの観測が根強く、米長期金利が上昇傾向となった。景気の先行き懸念が強まり、売り注文が相次いだ。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は続落し、294・97ポイント安の1万1492・30。