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2023.02.20 22:00

八丁ダルミの規制解除へ 御嶽山、7月下旬めど

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 長野、岐阜両県にまたがる御嶽山の火山防災協議会が20日、岐阜県高山市で開かれ、多くの犠牲者が出た尾根「八丁ダルミ」の立ち入り規制に関し、麓の長野県王滝村が7月下旬をめどに解除する見通しだと明らかにした。


 八丁ダルミは噴火以来立ち入り規制が続いてきた。王滝村は昨年、噴石から身を守るトンネル型のシェルターを設置し、登山道の整備も進めてきた。協議会は新型コロナウイルス流行以降、書面による協議が続き、現地開催は3年ぶり。地元自治体関係者や有識者が出席した。


 出席した木股文昭・元名古屋大教授(75)=地震学=は「二度と噴火による犠牲を出さないよう防災の意識を高めていきたい」と話した。

(c)KYODONEWS

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