2024年 05月09日(木)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2023.02.20 06:10

スマホ育児、発達に影響限定的か 外遊びで軽減も、阪大など発表

SHARE

 スマートフォンを使う子ども

 スマートフォンやテレビを2歳の幼児が1日1時間以上視聴しても、成長や発達に与える影響は限定的との調査結果を、大阪大や浜松医大のチームが20日までに米専門誌に発表した。チームによると、外遊びの機会を増やすことで影響を軽減する効果も確認された。


 子どもにおとなしくしてほしい時などにスマホを渡すのは「スマホ育児」と呼ばれる。チームはテレビやスマホ、ゲーム機などの画面を視聴する1日当たりの時間をデジタル視聴時間とし、885人の子どもを調査した過去のデータを2022年にかけて分析した。


 2歳時点で視聴が1時間以上の子どもは、あいさつしたり謝ったりできる「社会機能」に4歳時点で影響なかったが、意見を言ったり他人の言い分を理解したりできる「コミュニケーション機能」と、後片付けやお手伝いができる「日常生活機能」がやや低下した。


 ただ30分以上の外遊びを2歳8カ月時点で週6日以上する子どもは、日常生活機能への影響が大幅に軽減していた。コミュニケーション機能への影響は軽減しなかった。

(c)KYODONEWS

国内・国際 N主要 N社会

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月