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2023.02.19 07:34

北朝鮮ICBMは「火星15」 新設組織が抜き打ち発射訓練

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 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記(朝鮮中央通信=共同)

 【北京共同】北朝鮮メディアは19日、新設組織とみられる「ミサイル総局」傘下の大陸間弾道ミサイル(ICBM)運用部隊が18日午後にICBM「火星15」の抜き打ちの発射訓練を首都平壌の平壌国際空港で実施したと伝えた。訓練で「われわれの強力な物理的核抑止力の信頼性」を証明したとしている。金正恩朝鮮労働党総書記は訓練に立ち会わなかった。


 妹の金与正党副部長は19日に米韓を非難する談話を出し、金正恩氏に委任された言葉として「敵の行動一つ一つを注視し、敵対的行為のすべてに強力で圧倒的な対応を実施する」と警告した。


 ICBMが実戦配備済みだと強調し、大規模な合同軍事演習を予定する米韓を威嚇した形だ。


 防衛省は北朝鮮が18日午後に発射したミサイルが北海道渡島大島の西方約200キロの排他的経済水域(EEZ)内に落下したと推定。このミサイルが米全土に届く1万4千キロ超の射程を持つとみている。


 火星15は液体燃料エンジンで飛び、17年にも発射された。北朝鮮はさらに長射程のICBM「火星17」を昨年発射した。

(c)KYODONEWS

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