2023.02.18 16:03
グアムなど3カ所も飛行か 中国気球、前米政権時代
2017年11月、訪中したトランプ前米大統領(右)を迎える中国の習近平国家主席=北京
【ワシントン共同】米紙ウォールストリート・ジャーナルは17日、トランプ前政権時代にも米領グアム、西部カリフォルニア州、南部バージニア州の3カ所の米海軍基地上空を中国の気球の可能性がある物体が飛行していたと報じた。いずれも4日に米軍が撃墜した中国の偵察気球より小さく、低い高度を飛行したという。複数の元米当局者の話として伝えた。
バイデン政権は、トランプ前政権時代にも少なくとも3回、中国の偵察気球が米上空を飛行する事案があったと説明。今回報じられた3カ所の飛行事案が含まれているとみられる。