2023.02.17 18:47
円下落、一時135円台 2カ月ぶり安値
17日の外国為替市場で、円相場が一時1ドル=135円台まで下落し、日銀が金融政策決定会合で長期金利の上限を引き上げた昨年12月20日以来、約2カ月ぶりの安値を付けた。日米の金利差拡大が意識され、運用に有利なドルを買って円を売る動きが広がった。
東京市場の午後5時現在は、前日比1円02銭円安ドル高の1ドル=134円79~81銭。ユーロは21銭円安ユーロ高の1ユーロ=143円46~50銭。
1月の米卸売物価指数の上昇率が市場予想を上回るなど、米国でインフレが継続していることを示す経済指標の発表が相次いでいる。これを受け、FRBによる利上げが長期化するとの観測が広がった。