2023.02.17 18:02
高校生就職内定率90・9% 昨年末時点、文科省調査
今春卒業予定で就職を希望する高校生の2022年12月末時点の就職内定率は90・9%だったことが17日、文部科学省の調査で分かった。21年同時点より0・5ポイント減った。文科省の担当者は「年末に新型コロナウイルスの感染が拡大し、採用活動が遅れたことが影響した」と分析した。
調査は、全国の国公私立高を卒業予定の97万1396人のうち、就職を希望する13万7685人を対象に実施。内定者は12万5171人となった。男女別では男子が91・7%、女子は89・5%だった。
学科別では工業が96・2%で最も高く、商業94・0%、農業93・5%が続いた。