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2023.02.17 06:27

米大統領、習氏と協議意向 偵察気球撃墜を正当化

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 16日、中国の偵察気球撃墜について演説するバイデン米大統領=ワシントン(AP=共同)

 バイデン米大統領は16日、ホワイトハウスで演説し、米軍が4日に中国の偵察気球を撃墜したことを正当化し「中国の習近平国家主席と話すつもりだ」と述べた。10~12日に米国やカナダの領空で撃墜した三つの飛行物体に関しては「中国の偵察気球計画との関連性を示すものはない」と明らかにした。


 バイデン政権は、中国の偵察気球は米国の軍事施設の情報収集が目的だったと断定し、米国の領空を侵犯したと問題視。バイデン氏は撃墜に関し「謝罪はしない」とした上で、習氏との協議で「真相を解明したい」と表明した。「新冷戦は望まない」とも語り、米中の競争関係が衝突に発展しないように責任を持って管理すると強調した。


 三つの飛行物体に関し「民間企業やレクリエーション施設、研究機関、気象調査に関連する気球だった可能性が高い」と指摘。撃墜が相次いだことについては、米国の上空で未確認の飛行物体が増えているわけではなく、レーダーの精度を高めたため三つの物体を把握したと語った。


 戦闘機で撃墜したことについて過剰反応との批判が出ていた。

(c)KYODONEWS

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