2023.02.16 14:52
首都圏の新築マンション価格上昇 2カ月連続、高額物件で
不動産経済研究所が16日に発表した首都圏(1都3県)の1月の新築マンション1戸当たりの平均価格は、前年同月比5・7%高い6510万円で2カ月連続の上昇となった。発売戸数が絞られた中で、高額物件が市場に出たため、全体が押し上げられた。
発売戸数は37・1%減の710戸だった。春商戦が本格化する2月以降に発売をずらす動きが出た。
調査担当者によると、2月以降、大型物件の発売が予定されており、供給不足は緩和される見通し。ただ、工事費の高騰が続いていることから「価格の上昇傾向は続きそうだ」と予想した。