2023.02.16 12:06
熊本の小学校いじめで調査 児童長期欠席「重大事態」
熊本県北部の小学校で低学年の児童が長期欠席したのはいじめが原因だったとして、学校がいじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」に認定していたことが16日、地元教育委員会への取材で分かった。昨年12月1日付。教委は第三者による調査委員会を設置し、詳細を調べる方針。
教委によると、学校は2022年7月、倒れ込んだ児童の背中に複数の児童が乗った行為をいじめと認定し、教委に報告。その後、児童は10月中旬から30日以上学校に通えなくなり、「適応障害」の診断を受けていた。
教委は「小学校低学年は難しい年代だ。因果関係を調べたい」としている。