2023.02.16 10:04
平壌で住宅と農場の着工式 生活向上努力を強調
大規模野菜温室農場の着工式でくわ入れをする北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記(左から4人目)=15日、平壌(朝鮮中央通信=共同)
【北京共同】北朝鮮の首都平壌で15日、1万戸規模のニュータウンと、大規模野菜温室農場の着工式がそれぞれ行われ、いずれも金正恩朝鮮労働党総書記が出席した。北朝鮮メディアが16日報じた。
北朝鮮当局は住宅建設を「人民が最も喜ぶ」事業だとして力を入れている。16日は故金正日総書記の生誕記念日の祝日で、当局はこれに合わせ住民の生活向上を目指す政策を強調した。
党は2021年から5年間、毎年1万戸ずつ、計5万戸を平壌に新築する方針を立てている。21年着工の1期工事は実際に完成し、和盛地区で2期工事が続いている。15日の着工式は3期工事のもので、同じ和盛地区に二つ目のニュータウンを造る。