2023.02.13 10:30
ドイツ首都議会選、与党が大敗 ショルツ首相の支持低迷
12日、ドイツ・ベルリン特別市の議会選で投票する市民(ゲッティ=共同)
【ベルリン共同】ドイツ・ベルリン特別市(州と同格)で12日、やり直し議会選が実施され、市選挙管理委員会の暫定結果によると、ショルツ首相の中道左派、社会民主党(SPD)が大敗し、キリスト教民主同盟(CDU)が20年以上ぶりに第1党となった。
ロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援を巡り、ショルツ氏は武器供与に対する消極姿勢などで批判が高まり、支持率が低迷している。
CDUの勝利は1999年の選挙以来。暫定結果によると、CDUの得票率は28・2%で、17・6%だった2016年の選挙から躍進した。SPDは18・4%で、環境保護政党「緑の党」と並んだ。