2023.02.11 16:23
アフガン耕地拡大「成果見えた」 ペシャワール会、3年ぶり訪問
現地の住民から歓迎を受ける村上優会長(左から4人目)=2022年12月、アフガニスタン東部ナンガルハル州(PMS/ペシャワール会提供)
アフガニスタンで医療や農業支援を続ける福岡市の非政府組織(NGO)「ペシャワール会」の村上優会長らが、2019年に現地代表中村哲医師=当時(73)=が銃弾に倒れて以来、3年ぶりに同国を訪問した。21年夏には政変も起き、会を取り巻く状況は変化したが、農場や周辺で耕作地が広がるなど「期待を超える成果が見えた」と話した。
村上会長によると、日本側の8人は昨年12月、活動地域の治安が改善されたことなどから、現地組織「PMS(平和医療団)」スタッフとともに病院や農園、かんがい工事現場を視察。周辺の住民らとも意見交換した。