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2023.02.10 08:35

高知大学が人工心臓管理施設に 植え込み型補助 初認定 先進治療が県内で可能に

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「高知に住み続けながら最先端の治療が継続できるようになった」と話す有馬直輝医師(南国市岡豊町小蓮)

「高知に住み続けながら最先端の治療が継続できるようになった」と話す有馬直輝医師(南国市岡豊町小蓮)

 高知大学医学部付属病院(南国市岡豊町小蓮)が、重度の心不全患者の心臓のポンプ機能を補助する医療機器「植え込み型補助人工心臓」の管理施設に、県内で初めて認定された。これまでは機器を装着した患者は県内で治療の継続ができなかったため、県外への移住を余儀なくされていた。同病院は「地域で安心して先進治療を受けられる体制が整備された」としている。

 同大学医学部老年病・循環器内科学講座の有馬直輝医師によると、薬物治療などの限界を迎えた重症心不全の治療は、最終的には心臓移植しかないという。ただ移植までの待機期間は4年以上あるため、移植までの間、補助人工心臓を装着する必要がある。

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