2023.02.07 06:52
NY株小幅続落、34ドル安 金融引き締め長期化警戒
ニューヨーク・ウォール街にある標識(ロイター=共同)
【ニューヨーク共同】
週明け6日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は小幅続落し、前週末比34・99ドル安の3万3891・02ドルで取引を終えた。好調な雇用情勢などを受けて米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げが長期化するとの懸念が拡大し、景気の先行き不透明感から売り注文が優勢となった。
今月3日に発表された1月の米雇用統計で失業率が53年8カ月ぶりの低水準となった。旺盛な労働市場を背景に、市場ではFRBの金融引き締めが予想より長引くことへの警戒感が広がっている。