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2023.02.06 17:57

日産ルノー不平等出資解消 比率見直し合意、相互15%

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 日産自動車とルノーのロゴマーク

 【ロンドン共同】日産自動車とフランス大手ルノーは6日、ルノーによる日産への出資比率を43・4%から引き下げ、互いの比率を15%で対等にすると発表した。不平等な出資が解消される。日産はルノーが設立する電気自動車(EV)新会社に最大で15%出資し、連合を組む三菱自動車も参画を検討する。日産の内田誠社長兼最高経営責任者(CEO)は「対等に将来の機会に備える」と強調した。


 1999年に経営難に陥った日産がルノーの出資を受け入れて約四半世紀。販売台数や売上高でルノーを上回る日産にとって、不平等な資本関係の見直しは悲願だった。日仏連合は転機を迎えた。


 3社連合を組む日産と三菱自、ルノーは6日、英ロンドンで共同記者会見を開いた。内田氏は「未来に対する共通の野心を加速できると確信している。対等な関係性が変革を可能にする」と訴えた。


 同席したルノーのルカ・デメオCEOは、日産との協議を通じて「お互いを尊重する気持ちと相互信頼が大きくなった」と振り返った。EV新会社「アンペア」の株式は「過半を維持する」と述べ、ルノーが経営を主導する考えを示した。

(c)KYODONEWS

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