2023.02.03 07:00
NY株小幅反落、39ドル安 金融引き締め継続を警戒
【ニューヨーク共同】2日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は小幅反落し、前日比39・02ドル安の3万4053・94ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締め継続に対する警戒感がくすぶり、売り注文が優勢となった。
朝方発表された米週間失業保険申請件数は前週より3千件減の18万3千件で、約9カ月ぶりの低水準となった。堅調な雇用情勢を背景にFRBの利上げが長期化し、景気後退に陥るとの懸念が相場の重荷となった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は続伸し、384・50ポイント高の1万2200・82。