2023.02.03 08:40
「怖すぎる鬼」高知市桂浜水族館に今年も現る 児童ら悲鳴の節分行事
「怖すぎる」と評判の赤鬼と会話する児童ら(高知市の桂浜水族館)
毎回主役を張る赤鬼役の職員、盛田勝寛さん(61)の都合で、この日の開催となった。館には、うらど龍馬保育園と浦戸小学校の計26人が招待され、職員がトドに餌を与える様子などをにこやかに見学。会場が温まったところで木刀を手にした赤鬼が、肩で風を切って登場した。
中には、悲鳴を上げて逃げ出す子もいたが、赤鬼に「こんにちはー」と優しく話しかけられ、何とか落ち着きを取り戻した様子。赤鬼は「ここの節分は豆まきをしません。片付けが大変だから」とあけすけに語って子どもたちの笑いを誘い、じゃんけん勝負で菓子をプレゼントした。
同小3年の明間稜幸君(9)は「真っ赤な顔に黒い唇がちょっと怖かったけど逃げんかったよ。じゃんけんに勝ってうれしかった」と話していた。(加治屋隆文)