2023.02.01 11:14
生活保護申請7カ月連続増 昨年11月、伸び鈍化
厚生労働省
厚生労働省は1日、2022年11月の生活保護申請は2万1433件で、前年同月と比べ1・6%増えたと発表した。増加は7カ月連続。
厚労省の担当者は「新型コロナウイルス禍や物価高騰が影響している可能性がある」と説明。一方、22年5月から10月までは伸び率が5~10%台だったが、今回は鈍化した。担当者は「原因は分析できておらず、今後も鈍化傾向が続くかどうかは分からない」としている。
22年11月から生活保護を受け始めたのは1万9522世帯で、前年同月比で5・8%増。それ以前から受けている人を含む受給世帯数は164万6586世帯となり、0・2%増えた。