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2023.01.31 14:26

中国東部の台州市で春節祭がたけなわ

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【台州(中国)2023年1月30日新華社=共同通信JBN】2023年が始まって間もなく、中国の人々が過去に別れを告げ、未来を迎え入れる時が来た。1月22日に中国は旧暦の活力の年である卯年に入った。1月21日から27日までの1週間は中国の2023年春節休暇であり、中国人にとって旧暦で最も盛大な祝祭の時期だ。

クリスマスと同様に、春節は中国人にとり最も活気のある年中行事である。盛大な家族だんらんに加えて、地元の伝統的な風習、地域の特色あふれるおいしい料理、中央と地方の印象的な春節ガラ公演、多様な民俗文化活動もある。一連の祝いの要素が一体となり、幸福で縁起の良い旧正月になる。

中国は広大な国土を持ち、豊富な資源を誇る。全国的な祝祭では、春節前夜の宴会、対句(春聯)の貼り出し、あいさつの交換などの一般的な習慣に加えて、各地に旧正月を迎えるための独自の方法がある。旧正月の様子を1カ所でできるだけ多く体験したい向きには、中国東部沿岸の浙江省台州市がおすすめだ。

公式統計によると、春節の休暇中、台州古城には71万2600人が訪問し、このうち旧暦1月4日には13万8000人が訪問、1日当たりの最高記録を更新した。休暇中の観光客の総訪問数は、中国古鎮の5A級景勝地の中で、南西部・雲南省の麗江古鎮に次ぐ2番目だった。

多くの山があり、海に面している台州は、独特の地理的位置に恵まれているため、この地の春節文化は内陸と沿岸の両方の要素を組み合わせている。長江デルタの中心部に位置する都市として地域経済が発展している。春節の期間中は、祭りの雰囲気を盛り上げるためにさまざまなイベントが開催されてきた。

食べ物は中国の春節の目玉であり、台州の料理は食事客の期待に応える。

春節の時期に餃子を食べる北部の多くの地域と比べて、台州の住民は餅を多く食べる。米やもち米で作ったこの菓子は、高齢者には長寿、子供には身長の伸び、若者や中年にはより良い発展などの縁起の良い意味がある。

餅のように、台州のおいしい食べ物の多くはもち米を主原料としており、梅の花、小麦、みかん、シャシャンボの葉を使った餅などは粘り気の食感がある。さまざまな食材を包む和合ブリトーも、春節期間中の台州の特別な料理である。沿海部の台州は魚介類に事欠かず、あらゆる種類のワタリガニ、イシモチ、トビハゼが地元の旧正月の人気商品だ。

今年の台州の発展について知るには、毎年開催される地元の春節の祝祭をテレビかオンラインで視聴するとよい。今年の祝祭では、引き続き地元の人々を通じて台州のストーリーを語り、歌と踊り、漫才、寸劇、越劇(Yue Opera)、奇術、曲芸など20のプログラムを特集した。これらの印象的な催しは、過去1年間の台州の発展のあらゆる側面を網羅した。例えば、Global Communication Center of Hehe Cultureによると、台州市は中国で最も幸せな都市の1つに7回採用され、台州市営鉄道のS1線が正式に開通し、共同繁栄のためのワークショップは農家の収入増に役立ち、市はCOVID-19の流行と戦うために協力した。

Taizhou Intangible Cultural Heritage Exhibition Hall(台州市無形文化遺産展示館)では、地元の民俗文化と古い風習がうまく組み合わされ、人々は深遠な春節文化の饗宴を鑑賞することができる。台州・玉環市の貝殻彫刻について学び、貝殻を使った美しい「招福」ペンダントを作ってみよう。台州刺繍の特徴を学びながら、ウサギの刺繍サシェ作りに挑戦することもできる。

獅子舞と提灯飾りは、中国の多くの土地で古くからの風習である。台州の黄沙獅子舞には、勤労者のより良い未来への期待が託されている。旧正月の大晦日から旧暦の2月2日まで、演者たちは村から村へと獅子舞を披露して巡り、地元の人々に幸運をもたらし、災害を減らし、祝福を分かち合う。仙居県の骨なし提灯には千年以上の歴史があり、独自の技術で作られた赤い提灯は、春節に独特の祭りの雰囲気を醸し出すことができる。

春節の祭りを鑑賞し、民俗を楽しむことに加えて、春節休暇のもう1つの活動は、食べ物、飲み物、娯楽が豊富なさまざまな縁日に行くことだ。今年の春節、台州は、地元の文化観光資源を組み合わせた活気ある特徴的な文化観光市場を開催した。

台州市椒江区和合公園の中央CBD広場では、バンドの演奏を楽しんだり、野外映画を見たり、本場の名物料理を味わったりすることができる。台州市路橋区の由緒ある老舗商店街は、観光客を楽しませるために省や市の有名食品店や専門のスナックバーを誘致した。

臨海市の古街である紫陽街は、宋王朝の文化に焦点を当て、宋の人々の娯楽生活から教訓を得て、縁日、舞台公演、宋の服装体験などのさまざまな活動を開催している。一方、文化体験はデジタル技術によって強化され、無形文化とさまざまな手作り製品が縁日に統合され、宋王朝の文化は視覚的に知覚でき、体験的かつ消費可能なものになっている。

台州では、冬は中国北部の都市ほど寒くなく、有名な観光地でもあり、休暇を過ごす多くの地元の人々や観光客を引きつけている。今年、台州市はビジターに利益をもたらす優遇政策を展開し、1週間の休暇中に市内74の観光名所を対象に、最初の立ち寄り無料チケットを提供した。

台州では、天台山に登り、主峰で雪に覆われた樹氷を鑑賞することができる。中国仏教の天台宗発祥の地である国清寺に足を踏み入れると、隋王朝の梅の花の優雅な香りを楽しめる。大陳島と鶏山島に行き、ロマンチックな島の景色を眺め、おいしい海の幸を味わえる。台州の街並みを散策し、深遠な和合文化を感じることができる。台州の山と海に近い多くの特徴的な村を訪れ、地元の独特の習俗文化と新しい時代の農村生活を味わうことも可能だ。

旧暦1月1日、神仙居風景区は卯年最初の雲海を迎えた。重なり合う雲海と峰々が美しい一幅の水墨画を作り上げた。訪れた人々は雲の中を歩き、さながら仙境にいるかのようだった。

中国の十二支の中で、利口で柔軟なウサギは、夜明け、春、無限の活力と生命力を象徴する。卯年に中国経済の活力を感じたい向きは、台州に来なければならない。なぜなら、台州は合資合作経済の発祥地で、民間経済の最も活発な地域であり、「製造業の中心地」として知られているからだ。

さあ、パンデミック後の卯年に、台州への旅を始め、中国文化を体験し、美しい風景を楽しみ、中国の発展を感じよう。

ソース:Global Communication Center of Hehe Culture

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画像説明:台州市臨海市の古街、紫陽街の眺め

Global Communication Center of Hehe Culture

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