2023.01.20 22:38
独戦車供与、結論出ず ウクライナ防空強化議論
演習に参加するノルウェー軍のレオパルト2戦車=2019年6月、ポーランド(ゲッティ=共同)
【ベルリン共同】ロシアの侵攻を受けるウクライナの防衛を協議する関係国会合が20日、ドイツ西部のラムシュタイン米空軍基地で開かれた。ドイツのピストリウス国防相は同日、記者団に対し、同国製主力戦車「レオパルト2」のウクライナへの供与承認について「議論したが、まだ結論に至っていない」と述べた。製造国のドイツが供与を承認するかどうかが注目されていたが「防空強化が最優先だ」とした。
ピストリウス氏は「ドイツが(供与を)妨害しているという印象は間違っている。メリットとデメリットを慎重に検討する必要がある」と指摘した。