2023.01.19 17:05
パナ、排せつ記録センサー開発 介護事業者向け、便器に取りつけ
便器に取りつけられた「排泄センサー」(パナソニック提供)
パナソニックは19日、介護事業者向けに、トイレの便器に取りつけたセンサーを通じて入居者の排せつ状況を記録する「排泄センサー」を開発したと発表した。パナソニックの介護サービス「ライフレンズ」のオプションとして提供する。記録の負担が軽減され、便や尿を客観的に把握することで適切な医療にもつなげられるという。
センサーは、トイレの入退室時刻や着座時間、便や尿の量のほか形状も記録・撮影し、ライフレンズのクラウドにデータを送信する。事業者は、ライフレンズのシステムを使って各種データや便の画像を確認できる。
センサーの参考価格は1台約12万円。