2023.01.19 07:44
ドイツ製戦車供与は「米国次第」 ショルツ首相の意向と報道
ドイツのショルツ首相(ロイター=共同)
【ベルリン共同】ロシアの侵攻を受けるウクライナへのドイツ製主力戦車「レオパルト2」供与を巡るドイツの判断が注目されている中、南ドイツ新聞と米紙ウォールストリート・ジャーナルの電子版は18日、ドイツのショルツ首相は米国が主力戦車「エーブラムス」を提供する場合に限り実施する意向だとし、米国次第だと報じた。
ショルツ氏が17日にバイデン米大統領と電話会談し、伝えたという。カール米国防次官は18日、記者団に対し、エーブラムスの提供について「まだそこまでは考えていない」と述べた。「エーブラムスは仕組みが複雑で高価だ。訓練も難しい」と説明した。