2023.01.18 12:24
整地用ローラーで失明の女児提訴 三重・四日市市に6千万円超求め
三重県四日市市の広場で2019年、同市の女児(9)が整地用ローラーに巻き込まれ、両目失明などの大けがを負ったのは、広場を所有する市がローラーを放置するなど安全管理を怠ったのが原因だとして、女児と家族が市に約6500万円の損害賠償を求め提訴していたことが18日、分かった。津地裁四日市支部で同日、第1回口頭弁論があり、市は請求棄却を求め争う姿勢を示した。
四日市市総務部の横山正純人権行政監は取材に「市の過失はなく、賠償責任を負わないものと考えている」と話した。
訴状によると19年5月、女児が数人とローラーで遊んでいたところ、転倒してローラーに頭を挟まれた。