2023.01.16 18:20
ドコモ、通信障害の報告書を提出 延べ311万人に影響
NTTドコモは16日、2022年12月に起こした通信障害について、電気通信事業法に基づく事故報告書を総務省に提出した。西日本の一部でデータ通信が使いづらくなり、延べ約311万人に影響した。総務省は報告書の内容を精査した上で、再発を防ぐために行政指導などの対応を検討する。
ドコモの障害は12月17日と20日に発生し、ウェブサイトの閲覧やメールの送受信に支障が出た。音声通話に影響はなかった。17日の障害はインターネット接続基盤の機器の故障がきっかけで、20日はサーバーの増設工事を誤った手順で行ったことが原因だった。