2023.01.14 11:23
IAEAトップ、ウクライナ訪問 来週、全原発に専門家配置目指す
IAEAのグロッシ事務局長(ロイター=共同)
【ウィーン共同】国際原子力機関(IAEA)は13日の声明で、ロシアが侵攻したウクライナの全ての原子力施設に専門家を配置するため、グロッシ事務局長がウクライナを来週訪問すると発表した。グロッシ氏は「深刻な原子力事故の危険を回避するためにできることは全てやり続けなければならない」と主張した。
ウクライナには1986年に事故が起きたチェルノブイリ原発のほか、ザポロジエ、リブネ、南ウクライナ、フメリニツキーの4原発がある。
攻撃によって大事故が起きることが懸念されている欧州最大のザポロジエ原発には既に専門家が常駐している。