2023.01.13 21:15
JERA新火力発電稼働へ 2月、CO2を27%削減
JERAが報道公開した「姉崎火力発電所新1号機」=13日、千葉県市原市
発電会社のJERA(ジェラ)は13日、2月に営業運転を開始する新たな火力発電「姉崎火力発電所新1号機」(千葉県市原市)を報道陣に公開した。既存設備よりも発電の効率が良く、建て替え前の旧1号機よりも二酸化炭素(CO2)の年間排出量を27%削減できるという。
JERAは運転開始から50年程度が経過した姉崎発電所の一部の設備を廃止する方針を掲げ、建て替えを進めている。新1号機は出力約65万キロワットで、185万世帯分の電力に相当する。4月には出力規模が同じ「新2号機」、8月には「新3号機」が稼働を開始する予定。燃料はいずれも液化天然ガス(LNG)。