2023.01.13 17:29
主要企業、冬の賞与7%アップ 3年ぶり増、コロナ禍から回復
マスク姿で通勤する人たち=4日、JR東京駅前
厚生労働省は13日、主要民間企業の昨年末のボーナス平均妥結額が前年比7・77%増の84万2978円(平均年齢39・6歳)で、3年ぶりに前年を上回ったと発表した。現行の集計方法となった04年以降では最も高い伸び率で、4番目に高い妥結額となった。
厚労省の担当者は「新型コロナ禍からの業績回復が反映されたのではないか」と話している。
産業別では、鉄鋼が100万2332円(前年比83・67%増)で伸び率とともに最も高かった。次いで自動車が96万3771円(同12・03%増)。食料品・たばこは78万6161円(同5・93%減)で減少率が全産業中で最も大きかった。