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2023.01.12 16:41

ロシア軍、参謀総長が直接指揮へ 作戦の膠着打破狙いか

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 ロシア軍のゲラシモフ参謀総長(右)とスロビキン航空宇宙軍総司令官=2022年12月、ロシア南部ロストフナドヌー(タス=共同)

 ロシアのショイグ国防相は11日、ロシア軍制服組トップのゲラシモフ参謀総長をウクライナ侵攻の統括司令官に任命した。国防省が発表した。指揮のレベルを引き上げることで部隊間の協力を強め、軍事行動の質を高めることが可能になるとしている。膠着している作戦の局面展開を図る狙いがあるとみられる。


 昨年10月から統括司令官を務めた航空宇宙軍のスロビキン総司令官は副司令官の1人になった。ゲラシモフ氏は中央軍管区司令官などを歴任し、2012年から参謀総長。侵攻が長期化し、責任を追及する声がたびたび上がっていた。任命には、更迭論を払拭し求心力を高める意図もあるとみられる。

(c)KYODONEWS

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