2023.01.11 08:13
米南部でパトリオット訓練開始 来週にも、100人対象
【ワシントン共同】米国防総省のライダー報道官は10日の記者会見で、ウクライナ軍に対する地対空ミサイルシステム「パトリオット」の使用訓練を来週にも南部オクラホマ州の陸軍施設フォート・シルで始めると発表した。システムを運用、維持できるよう、90~100人程度のウクライナ兵を数カ月にわたって訓練する。
米政府は昨年12月、ウクライナへのパトリオット供与を発表した。使用には通常1年の訓練が必要と指摘されるが、ライダー氏はできるだけ急ぐ考えを示した。ウクライナ侵攻開始後、米国内では自爆型ドローン「スイッチブレード」などに関する訓練をウクライナ兵に行った。