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2023.01.09 08:42

米大統領、南部国境を初訪問 移民対応「失敗」と知事

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 8日、米南部エルパソでメキシコ国境地帯を歩くバイデン大統領(右から3人目)(AP=共同)

 【エルパソ共同】バイデン米大統領は8日、中南米からの移民が殺到している南部テキサス州エルパソのメキシコ国境地帯を2021年1月の就任後初めて訪れた。今月5日に公表した新たな移民対策をアピールする狙い。バイデン政権が寛容な政策を取るとの期待感から不法移民の越境は増え続け、記録的な数に上っている。


 移民問題には歴代政権も苦慮してきた。バイデン氏は国境地帯を視察して当局者と面会し、実態把握に努める。


 空港で出迎えた共和党のアボット州知事は、移民対応の混乱は「大統領の失敗」と非難し、前政権が推進した「国境の壁」の建設再開を訴える書簡をバイデン氏に手渡した。

(c)KYODONEWS

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