2024年 05月12日(日)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2023.01.06 16:08

ホタテ貝殻で新プラ素材 宮城、割り箸やポリ袋に

SHARE

 ホタテの貝殻を原料とした箸

 宮城県塩釜市のプラスチック製造業「明康」が、廃棄されるホタテの貝殻を原料とした新たなプラスチック素材を開発し、環境に配慮した割り箸やフォークを生産している。世界的にプラスチック使用量削減の動きが強まる中、自然由来の素材を生かし、今年はポリ袋や弁当箱といった新製品の販売にも乗り出す。


 ホタテ貝殻の粉末と石油由来のプラスチック原料を混ぜ合わせたバイオマスプラスチックで、貝殻の割合を51%まで高めた。140度まで加熱でき、保存性にも優れている。開発に約5年かけ、2015年に完成した。


 16年から販売中の「ホタテ割りばし」は、洗って再利用可能で長期保存も可能。

(c)KYODONEWS

国内・国際 N科学・環境

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月