2024年 04月27日(土)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2023.01.06 08:35

実現なら映えスポット確実! 高知工生が「不死鳥の橋」で全国コンV

SHARE

受賞作に荷車を走らせる寺村蒼稀さん(左)と近藤龍寿さん(高知市桟橋通2丁目の高知工業高校)

受賞作に荷車を走らせる寺村蒼稀さん(左)と近藤龍寿さん(高知市桟橋通2丁目の高知工業高校)


 橋の模型の強度や軽さ、デザイン性を競う全国コンテストでこのほど、高知工業高校定時制の2人が最優秀賞を獲得した。同校勢は3大会連続7度目の制覇となった。

 本州四国連絡高速道路などが主催する「橋梁(きょうりょう)模型コンテスト」。12月17日に神戸市で開かれ、全国の大学や工業高校などから10チームが参加。規定に合わせて事前に作った橋の模型を持ち寄り、独自性や技術度、軽さなどで競った。

 同校定時制土木科の1年生、寺村蒼稀さん(16)と近藤龍寿さん(16)が不死鳥をモチーフにした橋を出品。規定は長さ140~165センチ、幅14センチで、出品作の多くが重さ1キロを超える中、320グラムに抑えた。

 20キロの荷車を走らせる強度試験にも耐え、2人は「不死鳥が翼を広げ、空高く舞い上がる様子をデザインした」「ねじりに強くなるように羽のデザインを工夫した」などとアピールし、最高位に輝いた。

 橋のデザイン自体は以前、同校生徒が採用していたもの。今回、教員のアドバイスで構造を見直し、耐久性も強化したという。

 2人は「構造次第で何倍もの強度になる。橋って面白い」と笑顔。「将来の仕事に生かしたい」と受賞を喜んでいた。(新田祐也)

高知のニュース 高知市 科学・技術・研究 教育

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月