2023.01.04 18:35
マネックス、松本氏が会長に 業界の顔、第一線退く
マネックスグループの松本大社長
マネックスグループは4日、松本大社長(59)が新設する代表権のある会長職に就く人事を発表した。1999年のグループ創業から20年以上にわたりトップを務め、インターネット証券業界を黎明期から支えた「顔」が事業運営の第一線から退く。
後任には代表執行役を務める清明祐子氏(45)が昇格する。今回のトップ人事は6月開催予定の定時株主総会終了後に開く臨時取締役会で正式決定する。グループの持続的な成長を実現するため、より強固な経営体制を構築することが狙い。
松本氏は、傘下のマネックス証券で務める会長職に関しては4日付で退任し、ファウンダーとして活動するとしている。