2023.01.04 10:16
年明けの東京円、130円台後半 日米の金利差縮小を意識
一時400円超下げた日経平均株価と対ドルの円相場を示すモニター=4日午前、東京・東新橋
年明け4日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=130円台後半で取引された。
正午現在は休日前の昨年12月30日と比べて1円32銭円高ドル安の1ドル=130円81~82銭。ユーロは2円57銭円高ユーロ安の1ユーロ=138円17~24銭。
年明けの外国為替市場で、日銀が金利を極めて低く抑える金融政策の正常化を一段と進めるとの観測が強まり、日米金利差縮小が意識されて円高ドル安が進んだ。東京市場でもこの流れを引き継いだ。
市場では「投資家の間で日銀の動きへの関心が高まっている」(外為ブローカー)との声があった。